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目次

• ○  鏡
• ○  鏡はマインド
• ○  鏡には主体がいる
• ○  鏡に映る多元宇宙の主体
• ○  まとめ

鏡

ある意味、今回の作品の世界観の基盤にもなっていて、劇中で色々な形で現れる象徴的な存在が「鏡」です。

では劇中で、一体「鏡」は何を象徴しているのか？

意識の「識」です。

もう少し詳しく言うと、意識の意を映し出す「識」、つまり潜在/顕在マインドです。

せっかくなので、この映画と同じように、「鏡」に例えて理解していきましょう。

鏡はマインド

例えば、主人公のエブリンが、鏡の前に立って、鏡に映る自分を認識しています。

つまり
1)「主体」があり、
2)その主体を鏡が捉え、
3)鏡に映った「主体」を知覚し、
4)鏡に映る「主体」を自分像として認識する(自己認識/自分の顕在化)

＊自分を捉えることを「自己意識/Self-Consciousnesses」と言います。

この鏡の例には、霊学で考察されるトリニティとも呼ばれる、宇宙の3様相(ボディ・マインド・スピリット)を通して理解できます。

主体が、スピリット/「意」
鏡は、潜在マインド/「識、情報」
知覚は、ボディ/「体、創造」
認識は、顕在マインド/「識」

つまり、「鏡」は2つのマインドを表します。
1)一つは、顕在化しうる全ての自分を映し出す場所
2)もう一つは、顕在化した自分を映し出す場所

1のマインドは、量子状態の情報を映し出す鏡、
あらゆるバージョンの自分が同時に存在します。

2のマインドは、量子状態が収束した情報を映し出す鏡、
1つの決まったバージョンの自分が存在します。

では誰/何が、あらゆる自分から、1つの決まった自分に収束させるのか？

鏡には主体がいる

どの自分、どの世界に収束するか、つまり、量子状態の情報が、決まった情報へ収束させるのは、、、

私たちのスピリット、主体であり、宇宙の観測者であり、意識の「意」す。

主体が原因で情報を確定するのであれば、主体1に対して、かならず現実1になります。

ですが劇中、鏡が2つに割れた様に、エブリンの意識が2つに割れるシーンがありました。そして主人公は、2つのあり得るエブリンを同時に体験しました。

これはど言う事が起こっているのか？

鏡に映る多元宇宙の主体

ここで、良く描かれているなと思ったのが、一つの宇宙に1人のエブリンしか存在しないということです。

つまり、それぞれのエブリンは、物質的には全く干渉していません。ですが、彼女たちの意識が共有され一つになっているのです。

劇中では、意識が割れた様に表現していますが、本質的には、それぞれの意識の「意」/スピリットが一つになり、それぞれの意識の「識」/マインドに、それぞれの顕在化した世界が映し出されます。

なので、さながら左を見ながら右を見ている感じです。

つまり、劇中に現れるバース・ジャンプとは、違う宇宙に存在する主体と一時的に意識が合わさることで、彼らの力、記憶、体験が共有され、バースジャンプの当事者のマインドに映し出される行為です。

実際、スキーへ行った時に、バース・ジャンプのメカニズムに近い事をしました。その時は、多元宇宙の自分の意識と共鳴してはいないのですが、スキー場にいたベテランスキーヤー⛷の意識と共鳴し、彼の肉体の動きをダウンロードし、パラレルという滑走法をリフトに乗っている間にマスターしました。

リーディングやチャネリングも基本的は同じ仕組みです。いずれにせよ、一般的には同じ宇宙に存在する意識との共鳴反応が起こります。

まとめ

今回は劇中登場する「鏡」の表す意味や役割について考察しました。

「鏡」は意識の「識」でありマインド。
マインドである「鏡」には2つの種類がる。一つは、存在しうる全てのバージョンの自分が同時に映し出される鏡、もう一つは、決まった自分が映し出される自分。

そして意識の「意」/主体が合わさると、鏡が割れて、同時にいくつもの自分を体験する事ができる。

劇中でも描かれていましたが、本当に多元宇宙にいる自分の意識と共鳴してしまったら、気が狂ってしまうでしょうね😅

なので神様は、僕たちの「識」が捉えられる「意」を一つになる様にしたのでしょうかね？

とはいっても、多元宇宙の自分、会えるなら一度会ってみたい。。。

そういえば、多元宇宙と平行宇宙の違いってなんだろう？

実は今回の映画では詳しくは話していなかったので、次回はこの2つの宇宙観の違いに迫ります🌈

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