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量子場と意識 #02:量子場こそ言葉の始まり

みなさん、こんにちは!🌞

イシキのユウキです!🌈

前回では、「量子場」に現れる意識について、イタリアの量子場論の物理学者、Giuseppe Vitielloさんのモデルを使って、見つめていきました!

そして、今回の記事はその続き!量子場に現れる意識から見えてくる「言葉」の起源や、「美」の概念について迫っていきます!!

一つ目の記事を読んでいると、この記事を深く楽しめると思うので、

まだ読んでいない方は、是非一つ前の記事を読んでから、こちらを読んでくださいね!😊

目次

量子場こそ言葉の始まり

言葉とは、個人にとって「意味」のある対象に対して、水分子から形成される量子場に映し出される、個人の理解であり、感覚として微小管に現れるパターンを、音という振動に乗せて他者に届ける器です。

自分にとってあまり「意味」を感じない言葉や、あまり理解していない言葉は、発しても何も伝わるものがないか、自分の理解が及ばず伝わりきれてないので、心に響かない言葉になりますよね!

つまり、言葉の起源は意味の理解であり、量子場こそ言葉の原型なのです。

なので「意味のない」言葉はこの世に存在しません。なぜなら、「意味」が量子状態の崩壊をもたらすのですから、意味がなければ、物質化することができないので、存在すらできません。

誰も意識しないことや、興味のないものって世の中に存在しないですよね。全人類に一人でも興味を示すものがあれば、存在が可能なのですが、そうでないものは絶対に存在できないし、イメージすることすら不可能です。言葉も同じです。

さて、言葉は音なのですが、意味の理解/感覚を届ける上で、必ずしも音でなければいけないというわけでもありません。
それこそ、絵でも、ダンスでも、何でも良いのです。要は「意味」の理解が伝われば何でもOK。

というのも、微小管にパターンを形成する重要な存在、脳内の水分子たちは、音を実際に聴いているわけでも、文字を理解しているわけでもないのです。
音からもたらされる意味の理解/感覚に、脳内の水分子たちは反応しているのです。
これは量子的なプロセスで「量子もつれ」のように、言葉を発した人の量子脳(水分子の量子状態)と、言葉を受け取った人の量子脳が共鳴反応、Long-Range-correlationによって実現します。つまり一時的に二人の脳が、一つの脳の様な状態になります。これをGussepeさんは、私のダブル(双子)と言っていました。つまり複数の脳が一つの様に振る舞う現象が起こるので、同じ時空間を共有する全ての意識体は私の双子になるということです。

なので、意味の理解/感覚の共有は、実は一瞬。テレパシー。みんな超能力者。

これをカジュアルに検証するために、Gussepeさんは、自宅で飼っているペットのワンちゃんにある実験をしたそうです。
Gussepeさんは、毎日そのワンちゃんと散歩に行くのですが、散歩へ出かける直前に、いつも散歩用の靴を履くために腰掛けるベンチがある様です。そして、ワンちゃんは、それを見ると散歩だと理解して、Gussepeさんの下へ駆け寄る様です。では、ワンちゃんはGussepeさんの行動を見て理解したのでしょうか?
実はそうでは無かったことが、彼の実験でわかりました。翌る日、散歩ではなく、スーパーへ買い物に出かけるという意図を自分に言い聞かせ、同じベンチに腰掛け、散歩用の靴を履いて、一見本当に散歩に出かける様に振舞ったそうです。ですが、ワンちゃんは駆け寄ってこなかったのです!つまり、ワンちゃんは見た目で理解しているのはなく、やはりワンちゃんの脳内に形成された量子場から得た感覚を理解して行動していたいのです!本当にテレパシーの様ですよね!

実はこの現象、関係が近ければ近いほど、顕著に現れる現象です。つまり関係性がない場合、つまり対象に意味を見出していない場合、この様な現象は起こりません。

では、意味の理解を届けるために、音や言葉はいらないじゃない?と思ってしまいますよね!

実はとっても重要。というのも、意味の理解はあくまで感覚。なので、その感覚を思い出したり、共有するためには、感覚を忠実に再現するアンカーが必要なのです。
そうでないと、伝える度に感覚の誤差が生まれ、理解にばらつきができてしまいます。そして言葉は、絵や、音楽などよりも、理解を伝える器に適しています。というのも、言葉は具体的だからです。絵や音楽は、人によって理解に大きくバラツキが出ます。つまり、微小管のパターンの再現が、絵や音楽のような抽象的な表現より、言葉の様な具体的な表現の方が適しているということです。

言葉の本質は波(量子的)ですから、その波を捉える力が長けてくると、話上手、又は、聞き上手になるわけですね!

量子場と記憶

言葉は意味の理解という感覚的なパターンをを運ぶ器というお話をしました。

どうやら私たちの記憶も同じで、私たちの記憶には量子的な意味の理解しか記録されておらず、誰かの名前や電話番号のような情報は記録されていないのです!

なので、過去に出会った対象から見出した「意味」から、魔法の様に、頭が識別できる情報が再現されるのです。私たちの頭は物質次元に現れた情報しか認識できないので、頭には情報が保存されていると錯覚してしまうのです。ですが、記憶層とされる海馬を開いても文字や画像の様な情報は一つも取り出せません。だって、そこには無いからです!

ではどの様に私たちは顔や名前や誕生日を覚えるのか??それは、まず私たちは、対象に対して何らかの意味を見出します。その意味に対する個人の理解、つまり感覚があり、その感覚を、そのとき得た知覚情報でラベリング、つまり脳内ネットワークを形成します。例えば顔の視覚てき刺激、名前の聴覚的刺激など。すると、理解を表す脳内の微小管のパターンと、特定の脳内ネットワークがマッチングされ、記憶が成立。

それらの情報を思い出す時は、その対象に対する意味の理解を思い出し、それにマッチングした知覚情報を表す脳内ネットワークを再現し、精神的なイメージとして、普段記憶として認識する情報が頭の中に現れ認識します。

なので印象があまりなく、会ってすぐの人の顔や名前や誕生日って覚えずらいですよね!でも、名前の最初の音と感覚的な記憶だけ覚えていて、「あの感じのあの人!ほら、あそこにいて、づっとこんな感じで立ってた...!」な感じになりますよね!これって曖昧な感覚だと、脳内のネットワークも曖昧で、こんなネットワークだったかな?いや、こんなネットワークだったかと試行錯誤するわけです。

ですが印象に残っている人は、しっかり思い出せますよね!ただ、人によって名前だったり、顔だったり、仕草だったり、形成するネットワークは、その個人が慣れているところに依存しますが...

なにがともあれ、人は、その個人が見出した「意味」しか記憶しておらず、普段記憶として認識している情報は、後付けなのです。

時に、とんでもない記憶力を持った人がいますが、そんな人は、意味理解を正確かつ具体的に記憶することが可能なので、脳内ネットワークの再現も正確でブレが無いのです。

量子場論から見た「美」の定義(調和)

Gussepeさん曰く、「美しい」感覚とは、個人の量子場がより共鳴する対象だと言います。
この画像を見てください。(対象ごとに変わる微小管の活性)

これだけ見てもあまり意味がわからないので、脳内になんにもネットワークが形成されないですよね😂

この画像は、様々な音を聴かせて、微小管の活性度合いを観察した記録です。

左から順番に、コントロール、瞑想の音楽、マントラ、愛してる、コマーシャルの音楽、ノイズ、大っ嫌い。

パッと見でも分かるように、一般的にも美しいと感じる対象に、微小管が一番反応し活性化しています。逆に、一般的に美しいと感じずらい対象には、微小管があまり反応せず不活性です。

活性化するとは、その音に微小管の量子場が共鳴していると言うこと。逆に不活性になるとは、その音が不共鳴だと言うこと。

量子場が共鳴するということは、お互いの壁が無くなり場が一つになっていて、お互い本当の意味で理解し合っている状態でもあります。それは、お互いハート(第4チャクラ/理解/愛/統合)で繋がっている状態なのです。美しいものに触れたとき、ハートがジワっと熱くなる感覚を持ったことはありませんか?ハートを研ぎ澄ますと、より美しさを感じやすくなるのでしょうね!❤️

余談ですが、実は、私たちの量子場は水分子の前に、量子状態の電磁場(電磁的量子場)もあり、心臓の電磁場は脳よりも大きく、実は物事に対して脳よりも先に反応する臓器は心臓でもあるのです。

さて、ここから解ることとは、「瞑想の音楽、マントラ、愛してる」に対して微小管が活性した様に、量子場がより共鳴する対象とは、関係を見出した対象、つまり、意味を見出したということ。そして、意味をより感じる対象に、私たちは「美しい」という感覚を抱くとGussepeは言います。美しさとは100人いれば100通りの「美的感覚」があります。これは、それぞれが見出す意味は千差万別ということになります。逆に、「コマーシャルの音楽、ノイズ、大っ嫌い」に対して微小管が活性しなかった様に、量子場が共鳴しない対象は、意味を見出せなかったということ。つまり、文字通り無意味だったわけです。当たり前なのですが、無意味なもは「美しい」と思わないですよね!

そして、私たちは、本能的に生きる世界や、人生や、物事に「意味を求めて生きる生き物」です。それは、本能的に「美しいことを求める生き物」だということも言えるのです。

まとめると、「美しい」と感じているときは、そう感じる対象に意味を見出し、量子共鳴を通して、一つの場としてお互いが調和して存在している状態ということです。

つまり、繋がり一つになると、繋がった対象から「美しさ」を感じるということになります。

ここまででのお話で、このような疑問が湧くと思います。

「あのコマーシャルは好きだったのにな〜」

でも微小官の写真では、あまり微小官が活性化しないのか〜と。

ここで、注意したいのが、微小官は音や映像を見ていないということです。
つまり、コマーシャルと、私たちがラベンリグしているだけで、微小官にとっては、ただの一対象なわけです。

微小官がキャッチしているのは、あくまで、意味があるか無いか。
コマーシャルだったとしても、個人にとって意味のあるものならば、
微小官が反応して、自分の中で意味が生まれるのです。

言葉を変えると、コマーシャルは意味を運ぶ媒体で、コマーシャルを作った人の意図が美しいものなら、
それがコマーシャルであろうと、「美」を見出せるということです。

量子場からワンネスを悟る

そもそも、物質的にも、量子的にも、存在する全てはエネルギーです。(E=mc^2, HΨ=EΨ)どちらの世界でも破ることのできない宇宙のルールがあります。それは、エネルギー保存の法則。これは、宇宙あるエネルギーの総量は不変という法則です。そしてエネルギーは現象化していない潜在的なものと、現象化している顕在的なエネルギーがあり、エネルギーはこの2つの状態を行き来しています。

この時、エネルギーの総量を共有する存在とは、量子場の共鳴が起こり、一つの場として存在している状態で、全てエネルギー的に繋がっている、又は、エネルギー的に双子(ダブル)になることになります。

この時の関係をクローズドシステムといい、クローズドシステムに存在する要素はオープンシステムといいます。
クローズドシステムに存在する、全てのオープンシステムの存在たちは、常にお互いのエネルギーが共鳴しており、エネルギーをやり取りしていますが、それらの全てのエネルギーの和は常に一定で不変です。

そして、私たちを含め、全てのオープンシステムな存在は、宇宙という大きなクローズドシステムに所属しています。
つまり、常にお互いの量子場が干渉し合って、現在というポイントの現実が現象化しているのです。

これで説明がつくのが、宇宙のフラクタルな性質。例えば、黄金比が自然の至る所で見られたり、太陽系のようなシステムと、原子のシステムが似ていたり、脳細胞と宇宙が似ていたりと…全て量子場で多かれ少なかれ共鳴しているからこそ、宇宙のパターンや法則が、様々なスケールのエネルギーにフラクタルで現れるのでしょうね!僕たち人間も、この繋がりを意識することができると、量子場レベルで宇宙と調和する生き方が実現できるのでしょう。

ドイツで行われた意識のカンファレンスでは、Gussepeさんはこのように述べていました。「この会場に存在する人も含め、この環境を構成するガラスも、ガラスの外にある木々も、意識できる時空間の全ての要因が、お互いエネルギーを交換し合うオープンシステムであり、それら全てが一つのクローズドシステムを形成するので、全て私たちのダブルです。」

それは脳も然り。あの時、会場にいた全ての人と、僕の脳は共鳴状態にあり、一つの脳として、あの会場に存在していたことになります。なので、あの会場には数百名の大きな脳が存在していたことになりますね!すごい賢くなった気分!🤣

そして、脳が一つになるということは、量子場が一つになるということ。つまり、全員の意識が、全員の脳に現れることになるので、意識もある意味一つになっている様なものです。

この様な体験は、集合瞑想などを体験した方は、なんとなく分かる感覚だと思います。

こんな時は、学びも早く、気づきも早くなりますね!

まとめ

さて、今回は量子場という視点から様々なことをお伝えしましたが、楽しんでいただけたでしょうか?

量子場論は、素粒子のような量子スケールの存在を複数扱う学問。

そして、量子場抜きには脳の仕組みを理解しきれないこと。

量子場は、私たちに理解という感覚をもたらし、その感覚が言葉になったこと。

量子場は現実世界にあるエネルギーの調和を司どり、私たちはそれを「美」と捉えること。

量子場を通して、ワンネスは科学的にあり得ること。

この学問はミクロとマクロを繋ぐ、大切なピース。
とっても面白くて、今熱い量子場論から今回は意識や脳だけでなく宇宙観にも迫りました。
まだまだ発展していくこの分野、これからも目が離せません!!!💓🌈

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