[第二回] フィールドの科学

私たちの、ひいては、全ての存在に必要不可欠な「フィールド」。
フィールドとは、概念的なものでも、想像上のものでもなく、実在し、確実に私たち一人ひとりや、宇宙の在り方にすら影響を絶えず与え続けています。
まさに私たちは、フィールドの下に生きているといっても過言ではありません。
前回はフィールドそのものについてお話ししました。 今回は、フィールドが私たち生命にとってどれだけ大事なのかについてお話しします。
目次
フィールドは生命の起源

@フィールドは生命の起源
前回の記事で、フィールドは意識のベクトルを映し出し、物質次元へ伝える、まるで意識と物質をつなぐ架け橋のような存在で、なおかつ、エントロピーを逆行する性質を持っていることがわかりました。
つまり、分解されてバラバラになった椅子が、自ら勝手に椅子に戻るといった具合です。
この性質から、量子場のことを「生命フィールド」と呼ぶ方もいます。
なぜなら、フィールドがなければ、私たちは身体の形や機能を維持するだけでなく、精神(人格や自我)の維持もままならないのです。
量子的な次元に触れていない物質的な個体のエントロピーは、その法則に従って、徐々に離散していき、宇宙に帰ります。
生命に例えるならば、「死」ということです。
このフィールドとのつながりの強さは、不思議なことに、心臓の鼓動の強さに連動しています。
鼓動が弱いと、それだけ生命フィールドとの接点が緩くなっている証です。 脳波にも現れます。知覚に対して脳の反応が遅くなっている時(うつ状態)も、生命フィールドとの接点が緩くなっている証です。
両者に共通しているのが、生きる意味を見失いかけているときです。
意味が薄れると、意識は生きることに興味を示さなくなります。 この興味が薄れると、徐々にフィールドに映し出される意識の信号が弱くなります。 弱くなると、その分、エントロピーの逆行も遅くなり、物質レベルのエネルギーの整列するスピードよりも、離散の方が早くなり、生命力が衰え、精神も不安定になり、やがて生命機能が停止します。
それだけ、フィールドと接点を作り続けることは大切なのです。
フィールドと生命

さて、生命にとって最も身近なフィールドは、バイオフィールド、またの名を、ヒューマン・ボディ・フィールド(HBF)でしょう。 このフィールドは私たちの電磁場(エレクトロ・マグネティック・フィールド)に相当します。
バイオフィールドとは、私たちの臓器や、その臓器の機能を維持する上で欠かせないフィールドです。
このフィールドは絶えず私たちの経絡を通して光量子的に各臓器と対話します。
この光量子はバイオフォトンという名前で実験的に観測可能なものです。
BioWellという機械があるのですが、この機械では私たちのバイオフォトンを撮影できます。
そして、その光量子情報を各臓器を形成する細胞に伝える必要があります。
つまり、細胞にもフィールドが存在するのです。
細胞膜内は水で満たされています。 その水は特殊な水で、不安定に、蜂の巣状に構造化された、半結晶の水(H3O2)です。
その構造化された水分子が振動すると、その振動が構造化した水を形成する他の水分子に伝わり、同じように振動します。 すると、細胞膜内の水は一つの状態を共有し、量子場を形成し、その細胞が量子状態になります。
そして、隣接する細胞が、その量子状態の細胞の振動数と共鳴し、同じ振動数を持つようになり、細胞の集合が一つの状態を共有し、量子場を形成します。
量子場を形成した細胞は、光量子情報を受け取ることができるので、各臓器の形成に必要なブループリント(情報)を理解します。
あとは、ブループリント通りに細胞を代謝するのです。
このブループリントが壊れると、上手く臓器の形成ができなかったり、異常な細胞分裂が起こるのです。
そして、脳神経も量子場を形成します。 具体的には、チューブリンという、極小のストローのような構造体である、微小管を形成するタンパク質が量子状態となり、
隣接するチューブリンが集合的に量子状態となり、
微小管全体が量子状態となり、
隣接する微小管が集合的に量子状態となり、
脳神経が量子状態となり、
最終的には、隣接する脳神経が集合的に量子状態になることで、
脳が量子状態に入ります。
そうすることで、自分という人格を形成する様々なフィールドの干渉を受けることができ、結果的に、一貫した自我の形成や、思考を可能にします。
私たちの脳がフィールドの干渉ができないと、端的に言うと、自我が薄れ、自分を忘れます。
ここまで読み進めると、いかにフィールドは生命にとって必要不可欠なのか、理解できたと思います。
では、そんなフィールド、実際に観察したくないですか?
家でできる実験があります。次は、その実験についてお話しします。
フィールドの観察

さて、ここまでフィールドのことについてお話ししてきましたが、説明よりも、本当に実在するのか?というところが気になりますよね!
フィールドそのものを観察できるわけではないのですが、フィールドの効果や影響を通して、フィールドの存在は間接的に家でも観察できます。
最も簡単な観察方法は、水の実験です。
水の分子は振動を通して、隣接する水分子と状態を共有する、量子的な側面を持っています。
2つのコップを準備して、その2つのコップに水を入れてみましょう。
それぞれ水を入れたコップの片方は右に置いて、もう片方は左へ置いてください。
それでは、右に置いたコップの水を見つめてください。
そのコップを見つめながら呼吸を落ち着かせてみましょう。
徐々に落ち着いたら、その水を自分の心臓の鏡に映し出し、あたかも自分の鼓動と水分子の振動が同じペースになっていく、そんなイメージをしてください。
だいたい30秒ほどで大丈夫です。
それでは、振動を合わせた水と、何もしていない水を飲み比べてみましょう。
どんな舌触りでしょうか?
おそらく、振動を合わせた右側のコップに入れた水は、マイルドで、滑らかな舌触りになったのではないでしょうか?
これが、フィールドの影響です。
たった今、あなたのフィールドが、水分子で形成されたフィールドに干渉し、それぞれバラバラに振動していた水分子の振動が、一定のリズムに合わせて振動し始めたのです。 それはまるで、一人一人バラバラに演奏していたオーケストラが、あなたの鼓動という指揮者に合わせて、一つのハーモニーを奏でたようなイメージです。
つまり、量子場の形成によって、水分子のエントロピーが逆行したわけですね。
フィールドと結晶

さて、今度はフィールドが情報を保有しているのかを、実際に観察して確かめてみましょう。
まずはシャーレのような透明なお皿を用意しましょう。🧫
そこに薄く水を張りましょう。
次に、絵や写真を準備します。
その上に水を張ったシャーレを30秒ほど置きましょう。
30秒たちましたら、張った水がちょうど凍るほどの時間、冷凍庫へシャーレを入れます。 (うちの冷凍庫では8分30秒ほど。❄️)
凍りましたら冷凍庫から取り出しましょう。
上手くいくと、シャーレの下に置いた写真や絵が浮き上がります。
この方法は、写真や絵だけでなくてもOKです。
文字や概念でも良いのです。
例えば「エゴ」と書いた紙をシャーレの下に敷くと、水にはあなたの思うエゴ像が浮き上がるのです。
百聞は一見にしかず。 これも家でできる実験なので、ぜひやってみてね!
最後に
今回は、フィールドが生命にとってどれだけ大切かということ、そして、フィールドの観察方法をお伝えしました。
フィールドは確実に存在し、常に私たちを含めた全生命体に影響を与え、生命を維持してくれています。
私たちの70~80%は「水」で満たされています。地球地表も70%は水で覆われています。
水の結晶の実験で観察したとおり、水はフィールドとの接点であり、
水の状態は、生命の状態に直結することも気づくことができたと思います。
そんなフィールドに、私たちが触れ続けることはとても大切で、フィールドを形成できる水が私たちに存在することも大切なのです。
次回はそんなフィールドと現実的にどのように付き合い、活用していけばよいのかについて、お話しします。
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今回のブログ記事のメインテーマでもあり、今までの収録で何度も出てきたであろう、意識オタクの2人が一貫して探求し、大切にしてきた概念...
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